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きれいな絵 [ひとり言]

数ヶ月前に大学から会報が届いた。
学生達の華々しい活躍。〇〇展受賞、〇〇展入選・・・。
それはそれですごいなぁと思う。
でも最近、公募展に違和感を感じる。
強さばかりを競っている絵がならぶ。
ごり押しでどこかとんちがかっている。

自分が学生だった頃、やはり力任せに絵を描いていた。
いきがって、強がって絵を描いていた。
大物の先生方の絵を「年よりくさいなぁ」とさえ思った。
だから、気持ちがわからないわけではない。


3月、一昨年前の映像が毎日繰り返された。
心配が助長される。どこか疲れる。
「単純に綺麗な絵がみたい」「癒される絵がみたい」

この年になって少し絵に対する解釈がかわってきた。
わかっていたが認めていなかった「きれいな絵」

今はご婦人方が「キレイネー」と口々に言う気持ちに少し寄り添える。

そんな年になったのかもしれない。





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コメント 2

くま

こんにちは。
コパンは単純に綺麗なものが好きで、そんなのをずっとダサイと私は思っていたのだけど、今はそれが何となく分る‥…というのと似ているかな?
でもきっと、いきがって描いていた頃の作品も、そのうち眩しく見えるのかもしれないね。

by くま (2012-04-29 07:10) 

つるみち

>くまさん
メッセージありがとう!
そうそう、くまさんの思っていることと同じだわ。
やっぱり年齢的なものなのかしら・・・、と思っていたら
白髪がまた数本増えていたわ。
違いのわかる年になってきたんだとしておきます。
by つるみち (2012-04-29 20:40) 

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