子どもアート療法士＆絵画教室H25．1月

実は昨年11月から子どもアート療法士の勉強をしています。（H２５．３月資格取得予定）

今まで絵画教室をやってきて、みんなで同じモチーフ・課題に取り組んでいました。
でも、気持ちがのってない子や集中できない子に無理やり課題に取り組ませているような気がして、どうしたら楽しく出来るのかと模索していました。
また、「高学年だから・・・折り紙なんて。」と思ったり、「低学年だから、描写は・・・。」と型にはめたりしていた事に気づき始めた頃に子どもアート療法士というものに出会いました。
もともと、子ども達の作品に手を加えたりするのは好きではなかったのですが、子どもアート療法士の勉強をすることでより一層子ども達の作品を理解できるようになりました。

以前から通っている子ども達は素材もモチーフも自由に出来てのびのびと制作していますが、初めて体験にきた子はちょっと戸惑い気味。手も出ず、言葉も出ず・・・と言った状態です。親御さんにも話しましたが丁寧に、細やかに育てられた子ほど何をして良いか解らないように見受けられます。
親御さんからすると、もしかしたら「こんな幼稚なこと」と思われるかもしれません。実際、私も自分の子にそう思っていた時期もありました。でも、その時の子どもの気持ちは作品にそのまま投影されているのです。

今までの、やり方を教えながらみんなでやる方法の良さもありますが、これからは自由に制作に取り組み、その時その時の子どもの気持ちに寄り添いながらアドバイスをしていきたいと思っています。

これからは、「与えられて教わることより、自分で体験しながら考え学んでいく」　そんな絵画教室にしたいと思っています。



ダンボールで作った車　ちゃんとタイヤも回ります。シートを貼ったりして内装もしてあります。



自宅で可愛がっているハリネズ