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絵画教室H25.4月 制作の裏話 [裏話]

先日の絵画教室で にんげん を作った男の子。

長ーいダンボールを使って自分より大きなものを作るのはかなり大変でした。

椅子の上に立って背伸びをして顔をつけ、何度も何度も倒れる体を建て直し、テープを2巻き使うほど必死になっていました。

こういった作業は平面の絵を描くより根気がいります。

彼の「どうにかして立たせたい!」と言う気持ちを大切に、テープの貼り方をアドバイスしたり、切り込みを入れたり、支えたり・・・。

それでも倒れてしまうと「背骨が折れたぁ」なんて、人体のつくりを理解した言葉を発していました。

絵が上手く描けるとかきちんと作れたと言う結果だけが価値のあることではなく、子どもはその途中で色々な事を学んでいます。

結果を先に教え、やり方を訓練させ、アベレージを取る学校の図工とは違います。
(色彩学校の末永蒼生先生は学校の図工が子どもの絵をダメにすると言い切っていました。)




お教室では自由を基本としています。

自由は放任とは違います。

今回の彼のように、子どもの必要としている自由を保証することが、子どもの能力を伸ばすことでもあるのです。


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