絵の読み解き

昨日（今日？）日本テレビのドキュメント’１４という番組で子どもの絵の読み解きについてを紹介していた。
深夜番組だったが、オンタイムで見たくて眠い目をこすりながら興味深く主人と見入った。

番組は元美術教師の長谷光城さんの様々な保育園で絵の読み解き活動をもとに、保育園での取り組みを伝えていた。

園児の描き溜めた作品を経過をみて読み解き、保育士さんや保護者から様子を聴きながら今子どもの心で何が起こっているのかを説明していた。

私も子どもたちの作品を読み解くので見ていて納得。「そうだよね。」と思った。

1枚見ただけでも読み解きは出来るがむずがしい。より深く、子どもの心に近付こうとするならば経過を追って作品を観る必要がある。また、家庭での様子や幼稚園、学校での様子を聞くことでより的を得た読み解きができる。

そして、何よりこの番組を見て、読み解きをもとに保育士さんが一人一人をとてもよく観察し、成長を見守っている点が素晴らしいと思った。
喧嘩があっても、多少困ったことがあっても口出しせず見守る。子どもの自主性を育てている。
決して放任ではない。

とても逞しい保育園の子ども達をみて、都会の子どもの華奢さを思った。