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絵を習うこと、教えること [裏話]

絵画教室の生徒さんから「絵は家で描けるから習わなくてもいいんだって。」と一言。
どなたに言われたのか、絵の先生としてはちょっとショックなんですけど・・・。

まぁ、絵は紙と鉛筆さえあれば描けるわけで、事実そのように思う親御さんも多いと思います。

実際私が姪や甥の絵をほめると「どこがいいのかさっぱり分からない。」と姉・義姉は言います。

線のよさ、構図のよさ、独特な色感、空きのよさ等々絵に携わる人はその辺のセンスを褒めるわけで、それを見極める目を育て、磨く為に絵のお教室があると思うのですが、親御さんご自宅で教えられますか?

ちょっと意地悪な言い方ですね。

下の絵は娘が描いた母の日の絵です。

一枚目は幼稚園で描いた作品。
「先生が大きく描いてといったから。」と。

みかこ母の日幼稚園.JPG

母としてはちょっと絶句しましたが、「大きくかけたんだね。」とまぁ納得。
しかし、画家の主人からはかるーいダメだし。
急遽、夕食後に30分たらずのデッサン会が開かれました。


みかこ母の日.JPG

実際私がモデルになって描いた作品は線が違います。
目も眉毛も口もちゃんと表情があります。
描き方は一切教えていません。
「見て描きなさい。」と言ってアドバイスするだけです。

絵は見方で変わるんです。


筆記試験とは違って点数が出ないので分かりにくいところもあるかも知れませんが、絵は内面を映し出します。
性格が出ると言ってもよいです。
絵を褒められたら、お子さんの性格が褒められたと思ってください。


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