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改めて実感する [裏話]

先日、末永蒼生先生の講義を受けた。
講義の中で、ユトリロの話をされた。
母子家庭で育ち、10代でアルコール中毒になったユトリロは治療の為、絵を描き始める。
そして、結婚し居を構えると絵がたちまち色彩に溢れたのだと・・・。


居を構えたら、色彩が豊かになった


ピントが合った。

結婚してから4年間、仮住まいで制作をしていた主人。
借りていることもあって、汚してはいけなかったし、窮屈だったに違いない。
その頃の絵はセピアトーンの作品ばかり。
koube.JPG

大家が帰って来たのをきっかけに、大枚をはたいて居を構えた。
天井から光が差し込む明るいアトリエを設けた。
瞬く間に作品に色が、光が溢れてきた。

花Ⅰブログ用.JPG

ただ漠然と、「気持ちが荒れている時は絵も荒れる」と言うことは自分自身の経験からも感じていた。
実際に違う側面から絵に表れる心理を聞くと、漠然としていたものが確信へと変わっていく。

絵は心の鏡である。

改めて実感した。







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