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過去の記憶 [ひとり言]

先月、青山の色彩学校の講座を受講してきた。

テーマは「親としての私、子としての私」

「自分が子供のころの受けたものが現在の自分に影響している。受け継いでしまっているものがある。」と言うことを念頭に、今の自分が何に重きを感じているのか、親から何を学んだのか、読み解かれた。
日頃は他の人の読み解きをしているが、自分の読み解きをしてもらうと封じ込めていたものに気づく。

私が子供の頃を思い出して作る作品は色がない。
以前子供のころの記憶をテーマにして描いた作品も、今回の「子としての私」をテーマにした作品も色を付けることができない。
白と黒の世界。
少し変わった幼少時代を過ごしたせいであろう。
初めて子供の頃の記憶を絵にした時は初対面の人たちの前で泣きながら絵を描いた。
封印されていたもの、鬱積したものがあった。
今回は泣くこともなく描けたが、やはり色は使えない。

でも、今この仕事をしているのも、意味があると感じている。
過去が私を支えている。
いいことも悪いことも、すべてが私の肥やしになっている。

そう思えるようになったのも、少しずつ過去を出すことができるようになったからかな…。泣かなかったのも少しずつアウトプットできるようになったからかな…と思う。




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