鬼滅の刃

いつの間にかアトリエの壁に増えつつあるもの、、、鬼滅の刃。
小学生がこぞって描いているのを見て、主人が描き始めた。

もともと、漫画のキャラクターを描くのが好きで美大へ。
某ゲーム専門学校で絵の講師をしていたこともあってか、ササッと描いてしまう。
さすが、うまい。

当の本人はストーリーもキャラクターの名前も知らないのだが、生徒さんに「コチョウシノブ描いて」と言われればまんざらでもなく描いては壁にペタリ。
段ボールに描いてちょっと浮き立たせるようにしてあるところが、物静かな主人のささやかな主張か。

「またふえてるぅ！！」
レッスンにくる生徒さんの楽しみにもなっているようだ。

少しずつ

新型コロナウィルスの影響で休講となっていたカルチャー教室の講座が明日から再開する。
幼稚園での教室も休講、アトリエでは縮小してレッスンをしていたので明日からの再開にギアを入れ替えないと。
大人の私がそう思うのだから、子ども達にとっての学校再開は勇気のいることだろう。
「小学校の再開が待ち遠しい」という子もいれば、「学校へ行くのが面倒くさくなっちゃった」という子もいる。
少しずつ心と体をならしていかないと。
４月、教育現場はかなり大変だろうと思う。

笑ってみよう

ふと気づいた。
朝の情報番組。
色々な局をコロコロ変えながら情報収集をしているのだが、
ある番組だけは笑顔を絶やさない。
今までも笑いの溢れる番組だったと思うが、たぶん３月に入ってから余計に笑顔が目立つ。
その笑顔から思いが伝わる。

我が家では毎日毎日、１日に何度も拭き掃除。
意外とできるじゃん。
「これなら大掃除も楽だね」なんて主人と笑って話している。

不安はいっぱい。頭の中はごっちゃごちゃ。１日３食の支度にうんざり。
今の状況では不謹慎かもしれないけれど、家の中では笑ってみよう。いいところを探してみよう。
そんな風に思う。

心身を護る

突然の休園・休校で子どもも親もパニックだ。
初めてのことで大人にも経験がないからうまく説明も対応もできない。
卒園・卒業を迎える子ども達の動揺は計り知れず、制作態度にも異変が出ている。
いつもはおしゃべりをしながらでも手が進んでいた６年生も、卒業式がどうなるのか、このまま中学生になるのかと身の置き場の無い不安を抱えているようだ。
ただただ、話を聞くしかない。
年長児の保護者の方からもお子さんの様子が不安定だという内容のご連絡を頂戴している。
親の心配と動揺は子どもに移る。
子どもを護る・・・。
身を護る、心を護る、どちらも欠けてはならない。

こんな時だからこそ

新型コロナウィルスの影響で明日から一斉に幼稚園・学校が休みになる。
様々な番組を見ていると「こんな時だからこそ・・・」と言うコメントが発せられているのを見聞きする。
ある医師は「こんな時だからこそ読書や勉強を」と。
尾木ママは「こんな時だからこそお家のお手伝いを」と。
そしてある市長は「こんなときだからゲームをしたっていい」と。

様々立場で様々な意見が出る。どれも間違ってはいないであろう。
しかしながら、「ゲーム規制の条例」と言っていた市長の発言には一貫性のなさを感じる。

長いところで１か月以上の休み。
本来幼稚園や学校へ行っているはずの時間がすべてゲームやYouTubeになってしまったら・・・。
４月からスムーズに新学期を迎えられるのだろうか。

シングルマザー・共働き家庭では子ども一人だけの時間が増え、手綱を緩めることも仕方ないのは現実。

でも、手綱は緩めすぎない方がいい。

こんな時だからこそ、親力が試されている。