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不安な気持ち [ひとり言]

先日の自由制作の際、ある子がマスクと薬と眼鏡を作った。
間違いなく新型肺炎の影響を受けての作品。

また、ある子は木工作で船を作った。
毎日ニュースで目にするあの豪華な船にそっくり。
でも、本人は「違う」と。
無意識で作っていたのであろう。
どこかいけないものを作ってしまったという気持ちでもあるのだろうか。

子ども達の手を見ると、手の甲にあかぎれができている子が何人もいる。
中には真っ赤に腫れて「しみる」と言っている子も。
手洗いを熱心にしているのであろう。

制作前、「こんな時期だから・・・」と除菌シートを手渡すと明らかに不機嫌になる子も。
毎日毎日、うんざりと言った様子だ。

大人も子どもも連日見聞きするニュースに、頭の中はいっぱいだ。
頭の中の消化しきれない状態は心の不安につながる。
不安が増大すれば落ち着いて勉強もできない、させられない。

子ども達が素直に作品にできてよかったと思う。
飽和状態になっている頭の中を少しでも出すことができたのだから。
ここにアート療法の意味がある。

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全国児童画コンクール [ひとり言]

昨年夏に描いた全国児童画コンクールの作品がたまや深谷店にて展示中です。
出品した全員の作品が展示されています。

当アトリエからは3名の入賞・入選が選ばれました。
おめでとうございます。

私が写真を撮っていると、「これ上手にかけてるよね。」と声をかけてくださる方がいらっしゃいました。
スーパーでの展示と言うこと沢山の方々の目に触れているようです。
展示は29日まで。ぜひご覧ください。
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自画像 [ひとり言]

絵画造形教室の1月の課題は自画像。
鏡を見ずに手で顔を触りながら描きました。
鏡を見ていないのに結構似ています。実年齢よりも少し上になる子も多く、なぜかママに似ているなんてことも。
元気いっぱい、たいへんよく描けました。

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 [ひとり言]

昨年末、娘の個人面談の際に読書をしない娘をどうしたらよいか、と相談してみた。
先生は的確にアドバイスをくださったのと同時に「私が読んでいるのは・・・」と教えてくださった。
「ちょっと今さらなんですけど、重松清の青い鳥を」と。
私も重松清の本は1冊だけ読んだことがあり、興味も湧いて翌日図書館へ。
0.1%だけ娘も読むかなと思って数冊借りてみた。

先生がなぜ「青い鳥」とおっしゃったのか、先生がそれを読んで何を感じているのか、何となく感じ取れた気がした。中学校の先生もご苦労なのでしょう。
思春期の子どもを持つ親として読んでもなかな深いものがあった。

主人と二人、重松清にはまって「重いなぁ・・・」と言いながら何冊も読んだ。
「もう、しばらくいいかな」と思えるくらい読んだ。

重たくて深くて、巧みな心の機微の表現。理屈ではない「何となく」の心もくみ取れる。

重松清 おすすめです。
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